開発経緯

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過去の震災では、避難所の鍵の紛失により避難ができない、防災倉庫の鍵を誰が持っているのかわからない等、カギによるトラブルが多く発生しました。
この経験を活かし、避難場所や備蓄倉庫をいち早く開き、避難できる体制をつくりたいと考え、想定外が起こったときにも対応できるよう、電気がなくても振動を感知し、自動で鍵を開ける装置「地震開錠ボックス」を開発いたしました。
これにより、夜間・休日の学校や公共施設が閉鎖されている状況でも迅速な避難ができるようになりました。

また、株式会社エス・アイ・シーでは、地震解錠ボックスの開発で得た技術とノウハウを活かし、ソーラーパネルとLEDを用いた避難誘導灯付の地震開錠ボックス、淀川製鋼所様との協力により開発した防災倉庫など、さまざまな商品の開発を行っております。

社内試験機器

社内試験機器

製品については、社内にある上記の写真のような機器、機材にて試験しております。また、社内だけでの試験ではなく『IMV株式会社』という振動試験の専門機関にも試験して頂いております。

IMV株式会社にて試験の様子

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